演劇を見ました。

「もやしの唄」   一幕 休憩なし2時間15分 

小川未玲:作 保科耕一:演出





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あらすじ

家電製品が普及し始めた1960年代。手作業でもやしを生産している「泉商店」の長男 恵五郎は、妻に先立たれ一人で息子を育てながら、寝る暇もなくもやしを作り続けていた。妹の十子は婚約者と家電製品に夢中、弟の一彦も自分の事ばかりで店を手伝おうとせず、もやしっ子のような青年を住み込みで雇うことになった。
家族や周囲の人々との心通う交流を懐かしく描き出した珠玉作、満を持して8年ぶりの再演です!

感想
休憩なしで一気に見れたのは良かったです。
普段よく食べているもやしですが、どんなふうに育てているのか知りませんでした。
温度の調整や水やりを少しでも間違えると、腐ってしまうのには驚きました。
寝る時間もなくもやしの世話をして、その割に安いもやしに大変さを感じました。
家族が何も手伝わないのに、文句ひとつ言わない主人公を、ちょっと・・・・と思いました。
そして実は大会社の社長の息子が家出して、もやしを育てながら自分も成長するっていう感じが、なんか新鮮味がありませんでした。
この演劇を見て、なんかもやしを育てている人にありがたいなって思いました。