土曜日に演劇を見ました。1時間50分 休憩なし

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ギリシャ悲劇 「王女メディア」

自分を捨ててコリントス王の娘と結婚しようとする夫に復讐ふくしゅうの炎を燃やし、我が子2人を手にかける王女を描くエウリーピデース作のギリシャ悲劇。

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俳優の平幹二朗(78)が、代表作である「王女メディア」(エウリピデス作、高瀬久男演出)に主演し、全国を回っている。

『今回は、メディアの女性の側面を意識して演じている。
「怒りと復讐によってこの芝居は成り立っているけれど、メディアには夫への執着がある。
未練たっぷりだからこそ、夫が将来を託している息子を殺し、夫に最大の痛手を与えようとした」。
過去の舞台では、夫に憎しみだけで対したが、「そこにはかつての愛の記憶がうずいている。
激しさだけでなく、セリフを有効に使って夫への未練を強く出したい。
以前より、女心が少し複雑にできているんじゃないかと思います」。』

最後の自分の子どもを殺して、抱いているシーン本当におどろおどろしかったです。
見終わった後に、なんとも・・・
平幹二朗さんの代表作らしいが、もう一度見たいとは思えないかも。


平幹二郎さんは78歳だとか。ほとんど1時間50分の劇の間、台詞をしゃべりっぱなし。
そのエネルギーと記憶力にただただ驚きました。