入笠山に登りました。
朝から良い天気ですが、風が弱まったぶんちょっと空気がかすんでいます。
でも、山に登るにはちょうど良い気候です。

ゴンドラに乗って山頂駅1780mへ行きます。
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そこから昨日見た入笠すずらん山野草公園を通り抜けて、
入笠湿原に向かいます。
野草公園のすずらんはドイツすずらんで、人が植えたものです。
でも、入笠湿原日本すずらんです。野生のすずらんの群落です。
2種類のすずらんの群落を見ることができます。
花の時期もずれています。ドイツすずらんの方が2週間ほど早く咲きます。

ドイツすずらん  と  日本すずらん
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ドイツすずらんは花が葉より上に咲き、よく花が見えるように咲いています。
日本すずらんは葉に隠れるように、目立たないように咲いています。

いよいよ入笠山に登ります。
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緑が目に優しいです。
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森林の中を気持ちよく歩くとすぐに入笠湿原を見下ろす場所に出ます。
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森林にも花が咲いています。 ツマトリソウ
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写真だと平らに見えるのですが、結構な斜面です。
登ってくる人たちは 辛そうです。
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白く見えるのは満開のズミの花です。
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そして、この斜面の緑は全部日本すずらんです。
葉の下に隠れるように咲くので、近寄らないと花はよく見ません。
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隠れるように咲いています。
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日本すずらん君影草ともいうそうです。
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引用
【君影草の由来は、葉の陰に隠れてひっそりと花を咲かせる姿が、
男性の影に寄り添う古き日本女性のイメージと重なったためだと言われています。

また、別の説では、頭を下げて愛しい人を待ち続ける姿を連想させるからだとも言われています。
それを象徴するかのように、花言葉は「幸福の訪れ(再来)」「純愛」などです。】

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スミレも咲いていました。
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ウマノアシガタ
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入笠湿原に着きました。
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ズミの花が満開です。
クリンソウも咲いています。
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ここは帰りにゆっくり見ることにして通り過ぎます。

入笠山の山頂までは、次から次へと花が現れて、目を楽しませてくれます。
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クリンソウ
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色鮮やかです。
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ズダヤクシュ
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ニリンソウ
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クリンソウの群落
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レンゲツツジも蕾を付けています。DSCN1501
サクラソウ
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シロバナノヘビイチゴ
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ツマトリソウ
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日本すずらん  ここのすずらんは咲き始めたところでした。
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花を楽しみながら気持ちよく登ります。
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ここの斜面の緑も、全部日本すずらんの群生です。
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少しきつい登りもあります。
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こんな竹藪の中にもスミレが咲いています。
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最後の登りです。二つのコースから選べます。
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満開のズミの花の下を歩きます。
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ズミの花だらけです。 花 花 花です。
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蕾はピンクで花が開くと白くなります。
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ズミの花を抜けると、入笠山の山頂です。
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山頂からは360度の展望が楽しめます。
八ヶ岳・北アルプス・乗鞍・御岳・中央アルプス・富士山が見えます。下には諏訪湖も見えています。
素晴らしい展望です。
記念撮影です。
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北アルプスの槍や穂高も見えています。
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また満開のズミの花の下を下ります。
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帰りの道も花三昧です。

ツバメオモト
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昼食はマナスル山荘で
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五穀米のビーフのハヤシライスを食べました。
ここはパンも焼いていて、焼きたてのパンも食べれます。
なかなかよい感じのお店でした。
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コハダちゃんが、お客さんが来ると小屋から出てきてお迎えします。
帰りも小屋から出てきてお見送りしてくれました。
コハダちゃんはマナスル荘の若女将なのだそうです。
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色んな所にクリンソウが咲いています。
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入笠湿原の前の山彦壮に着きました。
そこの小屋の前には花壇があって、珍しい花が咲いていました。
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入笠湿原をゆっくりと散策しますDSCN1792
ズミの花の下にはクリンソウが沢山咲いています。
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入笠湿原もずみの花が満開です。
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サクラソウも咲いていました。
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入笠湿原はもう少しすると、レンゲツツジやあやめが咲きます。昨年の写真です。
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昨年の写真
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昨年の写真
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アヤメ 昨年の写真
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昨年の写真
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昨年の写真
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なごりを惜しみながらゴンドラで降ります。
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ノスリが見送ってくれました。
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天気に恵まれ、花に恵まれ、仲間に恵まれ、とても楽しい山行きでした。