昨日は前から見たかった レッド・クリフⅡ 「赤壁の戦い」を見ました。
マンガで三国志で読んだのを思い起こしながら、 あのシーンだとか思いながら楽しんでみました。 

映画館に入ったとき、 オペラのパンフレットに目を奪われました。
私はオペラが好き でもなかなか見に行く機会がありません。
なんとプッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」を上映するというのです。
しかも連休の間限定、8日が最終です。

というわけで、今日は一回10時からしか上映しない 「ラ・ボエーム」を見てきたのです。

「クリスマス・イブの夜、恋におちた2人
男は、愛しているから別れた 女は、愛しているのに別れた
春を待つ思い出の部屋で、再会した2人の運命は──?」
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歌は素晴らしかったです。
最後、かってに目から涙がにじんできます。
周りの人に気付かれないように涙を拭いて 字幕になっても座ったまま涙が乾いてから席を立ちました。

昨年暮れに見た「椿姫」のストーリーと重なります。 お互いを愛し合っているからこそ別れ
再び恋人の胸に戻った時は命が尽きる時、二人の永遠の別れの時・・・。涙・・・・



そして、映画館を出ると、すぐ前に小さい画廊があるのに気が付きました。
そして中に入ってみましたが、私好みの絵ではありませんでした。
小さい画廊を出て横を見ると、今度は古本屋
思わず入りました。
そして

白洲次郎(太陽創刊35周年記念号)とエミール・ガレ図版そして 中原中也の図版が目につきました。
白洲次郎は私のHPの友達が、終戦に日本人がみんな卑屈になっていてGHQにぺこぺこしていた時代に
こんなかっこいい誇り高き男性が日本にもいたんだという話をしてくれて、気になっていた人物です。
ドラマにもなりましたが もっと知りたかったので、迷わず買うことにしました。

エミール・ガレ図版はなんと 私がサントリー美術館で見たときに買いそびれた図版だったんです。
その時、ガレの作品と一緒に同じアールヌーボーの時代を象徴する画家として、アルフォンス・ミュシャ
の作品が展示されていました。
これが私とアルフォンス・ミュシャとの初めての出会いでした。
衝撃的でした。こんな美しく女性を描く人がいたなんて・・・
ガレよりも、ずっと心に残っていました。でも図録は買いませんでした。
ところが、その時のサントリー美術館の4年前の図録(ミュシャも入っています)が売っていたのです。これも買うことにしました。

中原中也の図版も気になります。
絵の雰囲気が私となんか似ていて(中原中也さん何言ってるって怒らないで~)
原画展も見に行ったことがあります。でも高い・・・・

そこで白洲次郎と・エミール・がレとアルフォンスミュシャの図録の2冊を買うことにしました。
なんか忘れてた恋人に出会ったような気分で 待ち切れず 帰りの電車の中で見ながら帰りました。

オペラ・白洲次郎・ミュシャ 私の好きなものばかり 
映画レッド・クリフがキューピット、私に会わせてくれました。

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これはミュシャを見て衝撃を覚えて、まねして描いたはじめての絵です。
もう4年も前に描いた絵です。
今もミュシャの絵は大好きです。