ずっと気になっていた「フェルメールからのラブレター展」
いよいよ3月14日で終わりになります。
寒いから来月、風邪引いたから来週と伸ばしに延ばして、ついに今日まで行きませんでした。

風邪ぎみだし、持ち帰りの仕事あるし、すごく迷ったけど行かなかったらきっと後悔するなと思いました。
それで GO!ということになりました。
いよいよフェルメール展も終わりということや、日曜ということでチケット買うのにも並びました。
そして中もギュウギュウ!

だけど

やっぱり行ってよかった。
何度も本で眺めていた絵だけど、やっぱり本物は違う。雰囲気も色も全然違う。

「手紙を読む青い衣の女」
画像


現在、アムステルダム国立美術館で修復作業が行われているそうだ。それで日本に来たらしい。
しかも≪手紙を読む青衣の女≫が修復後 本国オランダより先駆けてこの日本で世界初公開されたらしい。
修復で、青い服のグラデーションがはっきりして綺麗な青が現れたそうです。
前は椅子と服の色が同じに見えていたとか。
椅子も鋲が寧に描かれていてたのも修復で見えるようになったそうです。
色鮮やかによみがえった絵を見れて幸せでした。

フェルメール・ブルーとも言われる、ラピスラズリを砕いた顔料ウルトラマリンの青がきれいでした。
映画で見た時も、絵の具を乳鉢見たいのですりつぶしていた。
高価な青を使うので家計のやりくりも大変だったみたいだった。



「手紙を書く女」
画像


私はこれが一番好きでした。少女の柔らかい表情と黄色の服が素敵。
この服は他の絵のモデルも着てた。
大粒の真珠とともに、フェルメールのお気に入りだったらしい。


「手紙を書く女と召使」
画像


この絵は、女性の気持ちがよくわかる。「まだー?」 って感じで待っている召使の女性。
女性の書き散らした手紙や夢中に描いている表情。

オランダでは聖書を読むために教会や学校で字を教えたので、識字率が80パーセントを超えていたのだそうです。
召使もみんな字が読めたのだそうです。
だから手紙をテーマにした絵が多いとのことでした。

やっぱり行ってよかったな。^^