「父と暮らせば」を見るのは3回目です。
2回は演劇で、一度は宮沢りえ出演の映画です。

どれも少しずつ演出が違っていましたが、大切なところは同じでした。


今回はこまつ座の「父と暮らせば」でした。

■作 井上ひさし

■演出 鵜山仁

■出演 辻萬長 栗田桃子


■ストーリー
1994年、戦後49年目の年に誕生した二人芝居『父と暮せば』。
原爆投下から三年後の広島。市立図書館で働きながら、一人静かに暮らす美津江の胸の内には、ほのかな恋心が芽生え始めていた。そんな美津江の目の前に、突然として父・竹造があらわれる。自分の恋心を必死に押さえつけようとする美津江に、竹造は全身全霊、懸命なエールを送るのだが・・・・・・。

「うちはしあわせになってはいけんのじゃ」 愛する者たちを原爆で失った美津江は、一人だけ生き残った負い目から、恋のときめきからも身を引こうとする。
そんな娘を思いやるあまり「恋の応援団長」をかってでて励ます父・竹造。 「わしの分まで生きてちょんだいよォー」 父の願いが、ついに底なしの絶望から娘をよみがえらせる、魂の再生の物語。

画像




休憩なしの1時間20分でした。
舞台に立ってるのは父と娘の2人だけです。
熱のこもった延期に引き込まれ、1時間20分は短く感じました。
自分だけが生き残った罪悪感、父を助けられなかったという罪悪感、そういうものに押しつぶされ
生きる希望や、幸せになることを望んではいけないと苦しむ娘。
そんな娘の前に、原爆で死んだ父が現れる。
父と娘の会話は時には笑いを誘いながらも、見る者の胸を締め付けます。




画像